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伝染性膿痂疹(とびひ)の症状とは?家族間での感染予防と治療は?

投稿日:2017年3月16日 更新日:

とびひという言葉を聞いたことはありますか?

私も子どものころ、母に「(弟が)とびひになったから気をつけてね」といわれた記憶があります。

また、子どもの肌荒れがひどくて皮膚科に連れて行ったら「とびひになりかかってますね」といわれて焦ったこともあります。

そんなとびひ(正式名称は伝染性膿痂疹)についてまとめてみました。

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伝染性膿痂疹(とびひ)の症状

伝染性膿痂疹(とびひ)は、皮膚の傷に細菌が入り込み、皮膚に感染することで発症し、人にうつる病気です。

あせも・虫刺され・湿疹などをひっかいたり、転んでできた傷に二次感染を起してなります。

かきむしった手を介して、水ぶくれ(水疱)があっという間に全身へ広がる様子が、火事の火の粉が飛び火することに似ているため、「とびひ」と呼ばれています。

とびひの原因となる主な細菌は、健康な人の皮膚の表面や鼻の中にいる常在菌である黄色ブドウ球菌と化膿レンサ球菌の2つです。

とびひには水ぶくれができる水疱性膿痂疹と、かさぶたができる痂皮性膿痂疹の2種類があります。

水泡性膿痂疹は黄色ブドウ球菌が原因菌であり、症状としては水ぶくれやかゆみがあります。

目・鼻・口のまわりから症状が出始めることが多く、やがて体のあちこちに広がります。

7歳未満の乳幼児が感染しやすく、発症時期は夏が多いです。

虫さされやあせも、擦り傷の部位をひっかいて、感染を起こすことが多いのです。

痂疲性膿痂疹は化膿レンサ球菌が原因菌であり、症状としてはかさぶた、リンパ節の腫れ、発熱、のどの痛みなどがあります。

全身にできやすく、季節や年齢は関係ありません。

まれに、黄色ブドウ球菌の毒素が体中に回り、ブドウ球菌性熱傷様皮膚症候群(SSSS)という病気を起こすことがあります。

ブドウ球菌性熱傷様皮膚症候群になると、全身の皮膚が真っ赤になったり、やけどのように皮膚がはがれたりするため、入院治療が必要となります。

そのほか、確率としては低いですが、免疫機能が低下している場合、細菌が全身に回る菌血症や肺炎を引き起こすことがあります。

伝染性膿痂疹(とびひ)の家族間の感染予防

家族がとびひになってしまうと、家族間での感染が心配ですよね。

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日ごろから手洗いをしっかり行い、皮膚を清潔に保ちましょう。

原因菌は鼻の中にいますので、鼻をいじらないように気をつけましょう。

アトピー性皮膚炎のお子さんは保湿をしっかり行い、スキンケアをしましょう。

傷口から細菌が入ることで発症するので、虫除けスプレーで虫刺されから守ったり、転んでも怪我をしないように、野外で遊ぶときは長袖長ズボンを着用させたりすると、とびひの予防につながりますよ。

とびひになった人と、ほかのひとではタオルを共有しないようにしましょう。

家族間での感染を防ぐために湯舟にはつからないでシャワーだけで優しく洗い流しましょう。

伝染性膿痂疹(とびひ)の治療

伝染性膿痂疹(とびひ)の治療は、主に抗菌剤を使用し、原因となる細菌を退治する治療を行います。

かゆみが強い場合は、抗ヒスタミン薬・抗アレルギー薬を使用して、かゆみを抑えます。

とびひは、ひどくならないうちに治療を始めることでより早く治すことができます。

気になる症状があれば、早めに皮膚科や小児科を受診するようにしましょう。

日常生活で気を付けることは

・ひっかかないように爪を短く切り、患部に触れないようにしましょう。

・皮膚を清潔に保ちましょう。泡だてたせっけんで病変部をそっと丁寧に洗い流します。

 入浴は湯ぶねに入らず、シャワーがよいでしょう。

 兄弟姉妹がいる場合は、ほかの子ども達のあとで一番最後に入浴させましょう。

・タオルや衣類を介してとびひがうつることもありますので、共用しないようにしましょう。

出席停止が義務付けられた病気ではありませんが、通園・通学先の規則にもよりますので、医師や担任の先生、保育士さんに相談しましょう。

また、通園・通学をする場合は、患部をガーゼや包帯で覆い、他の人にうつさないよう気をつけましょう。

自分の病変を悪化させたり、他人にうつす恐れがありますので、プールや水泳は完全に治るまでは禁止となっています。

まとめ

伝染性膿痂疹(とびひ)を発症したら、病院で薬を処方してもらうとともに、ホームケアをきちんと行うことが大切です。

こどもはかゆみがあるとすぐにかいてしまったりするので、日ごろから爪を切り、皮膚の清潔をこころがけていきましょう。

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