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咽頭結膜熱(プール熱)の症状は?家族間での感染予防や治療は?

投稿日:2017年3月15日 更新日:

夏はプールやお祭りなど人が集まるイベントや場所が多いですね。

人混みに出かけると、子供が感染症をもらってしまうことがあります。

事前に感染症の知識を持っていれば、予防や対策をして子供を感染症から守れますし、感染しても慌てずに対応できますよね。

今回は咽頭結膜熱(プール熱)の症状や予防方法、治療などについてまとめてみました。

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咽頭結膜熱(プール熱)の症状

咽頭結膜熱(プール熱)は通常は、6月頃から徐々に増加しはじめ、7~8月頃にピークとなり、10月頃まで流行が見られる病気です。

プールの水を介して感染することもあることから「プール熱」と呼ばれています。

原因ウイルスであるアデノウイルスは1年中活動しており、夏以外にも流行することがあります。

症状としては結膜炎、咽頭痛、発熱の3つが代表的です。

突然、39~40℃の高熱がでて発症し、高熱は3~7日と長く続きます。

発熱のすぐ後に咽頭炎が発生し、のどが真っ赤になり、痛みが強くなり、3~5日持続します。

目は結膜炎がおき、痛みやかゆみがあり、目やにが出てまぶしくなったり涙が止まらなくなったりします。

目の症状は一般的には片方からはじまりますが、多くの場合はもう一方にも広がり、最終的には両目ともに結膜充血が起こります。

また、頭痛や吐き気、腹痛や下痢が起こることもあり、潜伏期間は5~7日といわれています。

基本的に予後の良い疾患ですが、まれに肺炎など重症化することがあり注意が必要です。

原因ウイルスであるアデノウイルスは約50種の型が確認されていますが、咽頭結膜炎の原因ウイルスは3型のアデノウイルスです。

アデノウイルスは、色々な消毒剤に対して比較的高い抵抗性を持つウイルスです。

有効な消毒剤としては、消毒用エタノールや次亜塩素酸ナトリウムが挙げられます。

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咽頭結膜熱(プール熱)の感染予防

咽頭結膜炎(プール熱)の感染経路は、咳やくしゃみなどによって発生する飛沫によって感染する飛沫感染と、タオルの共用や手指を介した接触感染です。

また、塩素濃度の管理が不十分なプールに入ることでも感染が起こります。

プールを介しての流行に対してはプールの塩素濃度を適正な値(遊離残留塩素濃度が0.4mg/l以上、1.0mg/l以下)に維持することが対策となります。

アデノウイルスは感染力が非常に強く、手指や飛沫を介して感染するので、手洗い・手指消毒やうがい、身の回りの消毒を行うことが大切です。

症状が治まった後も、咽頭からは7~14日間、便からは30日間程度は、ウイルスを排出し続けることがあります。

おむつ交換の後は、しっかりと手洗い・手指消毒をしましょう。

普段触れる場所や家具、おもちゃなどは、こまめに消毒用エタノールや次亜塩素酸ナトリウム(0.02%)で消毒しましょう。

感染者とはタオルを共有しないことも大切です。

咽頭結膜熱(プール熱)の治療

アデノウイルスに抗生物質は効かないため、治療はそれぞれの症状に対する対症療法が中心です。

結膜炎が強い場合は眼科の治療が必要になりますので、眼科を受診しましょう。

のどが痛くなることが多いので、刺激の少ない、固くない食物 (ヨーグルト・プリン・ゼリー・アイスなど)や水分を十分にとり、脱水症には注意してください。

学校保健法では、第二種伝染病に位置づけられており、登校基準については、症状がなくなった後2日を経過するまでは出席停止となります。

主な症状(発熱、のどのはれ、眼の充血)が消えてから2日を経過するまで、登園登校は控えましょう。

まとめ

手洗いうがいなどは感染予防の基本です。

アデノウイルスを予防することで、他の感染症の予防にもなります。

咽頭結膜熱を予防し、元気に夏を過ごしましょう。

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