冬になると心配されるのがインフルエンザの流行ではないでしょうか。
例年10月頃からインフルエンザの予防接種が病院で受付スタートしています。
受験生の場合は、試験当日にインフルエンザになってしまうと大変ですよね。
インフルエンザの予防接種の効果がどのくらいの期間有効か、受験生におすすめの接種時期についてまとめてみました。
インフルエンザの予防接種の効果はいつからいつまで?
インフルエンザの予防接種が始まったと聞くと、いつ行こうか悩みますよね。
予防接種の効果がどのくらいの期間効くのかを参考に接種の時期を決めましょう。
通常インフルエンザの予防接種は接種をしてから2週間くらいで抗体価が上昇してきて約4週間後にピークを迎えます。
免疫ができると3~5ヶ月は効果が持続するといわれています。
つまり、インフルエンザの予防接種の効果は接種後2週間から約4か月効果が持続するということです。
子どもの場合は免疫を作る力が十分でないため、12歳以下は2回接種することを推奨されています。
大人であっても2回接種する方が効果は高いので、受験など大事なイベントを控えている場合は2回受けたほうが安心ですね。
インフルエンザの予防接種は効果がない場合がある?
インフルエンザの予防接種をすれば、インフルエンザにかからないと思っていますか?
実はそれは間違いなんです。
インフルエンザの予防接種はインフルエンザにかからないようにするために行うのではなく、かかっても重症化しないようにするためのものです。
インフルエンザは重症化すると、肺炎や喘息の悪化で死に結びつく病気です。
毎年インフルエンザで入院や亡くなられたニュースが流れますよね。
予防接種をすることで高齢者の死亡率を減らしたり、小児のインフルエンザ脳症の対策、学級閉鎖の減少させることができます。
発祥の予防が全くできないのかというとそういうわけではなく、実際の効果は60%くらいといわれています。
0歳児の場合は発症予防効果は約50%なので、予防接種をしたのにインフルエンザにかかる可能性は決して低くないです。
しかし、やはり接種しておいたほうがいいし、マスクや手洗い、うがいなどの予防策もしっかりしたほうがいいですね。
とくに受験や面接など大事なイベントを控えている場合は、できる予防策はしておきたいですよね。
大切な日にインフルエンザにかかってしまって高熱で動けないとなると今までの努力と実力が発揮できず、残念な結果になってしまいます。
発症しないためにはインフルエンザの予防接種をすることと同時に、インフルエンザの感染を防ぐためにウイルスを持ち込まないことが大切です。
感染者に近づかないことと、手洗いうがい、マスクの着用など感染するリスクを減らしましょう。
インフルエンザの予防接種が効果的な時期は受験生ならいつ?
受験生の場合、センター試験は1月の中旬、大学の一般入試は2月に行われることが多いです。
年末年始のラストスパートにインフルエンザにかかるのは避けたいし、重症化するのはもってのほかですよね。
11月上旬に1回目を接種すれば、2回目は12月上旬で、効果が定着するのが12月中旬から下旬となります。
12月の下旬から2月頃がインフルエンザの流行時期でもありますし、試験の日程もそれくらいですね。
つまり、11月上旬にインフルエンザの予防接種を受けるのが一番受験シーズンに効果が高いということです。
予防接種を1回だけにするなら11月下旬ごろをオススメします。
ただ、注意が必要なのがインフルエンザの流行はその年ごとに少しずつ時期は異なりますので、流行が早い場合は早めに接種したほうが安心です。
また、インフルエンザの予防接種のワクチンは病院によっては在庫切れになってしまうこともあるので、事前に問い合わせをして確認しておいたほうがいいでしょう。
病院によっては予約制の場合や時間帯が指定されることもあります。
冬は風邪などインフルエンザ以外の感染症も流行りますので、予防接種だけの時間帯があればその時間に行ったほうが他の病気をもらってくるリスクも減りますね。
マスクを着用していきましょう。
まとめ
インフルエンザの予防接種は毎年どうしようかと悩みますが、結局毎年させています。
私自身は職場からも予防接種をしてくださいとの連絡もあり、毎年接種します。
受験や試験など大事なイベントがある時は逆算して効果的な予防接種をしましょう。
そして、普段から手洗いうがいなど基本的な予防対策もしっかり行いましょう。