京都の夏の風物詩といえば、五山の送り火を思い出す人も多いのではないでしょうか。
夏の夜にくっきりと浮かび上がる様子は1度見たら忘れられないですよね。
全国的にも有名なため、観光に行く方も多いです。
そこで気になる五山の送り火が見れる場所ですね。
事前に調べておくことで、当日は焦らすに楽しみましょう。
五山送り火とは?時期や場所、雨のときは中止?
大文字をはじめとする五山の送り火の成り立ちや歴史は不明な点も多く、諸説あってよくわからないのですが、もともとは山のふもとのお寺とその檀家が単独に行っていたものでした。
戦前は10山あったといわれています。
五山の送り火は、現在は観光イベント化されている面もありますが、一般家庭でもお盆の終わりに行う送り火と同様、死者の霊を送るための火であり宗教行事です。
「大文字焼き」との言われますが、正式には「送り火」と呼ばれています。
「大文字」、「妙・法」「舟形」「左大文字」「鳥居」の順に20時から点火され、約30分後に消火されるまでが点灯時間とされています。
当日の6時に公式HPで実施の有無が発表されますが、よほどの暴風ではないかぎり雨天決行されています。
五山送り火のみえるホテルは?予約はいつまで?
ホテルなどの宿泊先で送り火が見れると便利ですよね。
送り火鑑賞会を開催するホテルもありますので、紹介します。
〇京都タワーホテル
毎年完売となる人気イベントとして五山送り火鑑賞会を開催しています。
宴会場での食事の後、展望室にて送り火を鑑賞することができます。
京都タワーの展望室なので、五山すべての送り火が見れますね。
宿泊プランもあるので、早めに予約しないと参加できなさそうです。
〇ザ・パレスサイドホテル
大文字、妙法、舟形、左大文字が見えます。
8月16日は宿泊者に屋上が開放されているそうです。
こちらは5月中旬の現在で8月6日の予約は完売していました。
〇京都平安ホテル
ホテルの屋上から、大文字・左大文字・舟形をみることができます。
ファミリー向きバイキングコースもあるので、小さいお子さんがいても安心ですね。
〇京都ブライトンホテル
宿泊すれば、屋上から鳥居形以外の四山送り火をみることができます。
高層階のお部屋ですと方角によっては部屋から大文字をみることもできます。
〇ウェスティン都ホテル京都
13階のテラスからは、大文字、妙、舟形、左大文字をみることができます。
5月中旬の現在、8月16日はもう予約が埋まっています。
〇リーガロイヤルホテル京都
レストランから送り火が見えます。
お部屋によっては送り火をみることができます。
〇京都ロイヤルホテル&スパ
京都五山送り火鑑賞会のコースがあり、屋上から鳥居以外の送り火が見れます。
じゃらんで検索したところ、11人がプランをみていたので人気がわかりますね。
五山送り火の穴場スポットはどこ?
宿泊先が決まっている場合は、穴場スポットで五山送り火を鑑賞したいですよね。
〇イオンモール京都五条(京都ハナ)駐車場
夜11時まで営業しており、送り火当日は最上階駐車場には車を停めることができません。
屋上にエレベーターで上がれます。
鑑賞しやすいように時間になると照明が落とされますし、警備員も配置されるので安心ですよね。
お買い物もできて一石二鳥です。
離れているので小さいですが、妙と法以外の五山の送り火がみえます。
〇京都駅ビル
五山送り火鑑賞会がホームページと郵便はがきにて応募できます。
送り火当日は大空広場・空中径路への入場は鑑賞券を持参した方限定となります。
去年の募集期間は7月で計700名の募集でした。
〇宝ヶ池自動車教習所
京都五山送り火当日はコースが開放されます。
妙の文字が目の前で見れるので、送り火を近くで見たい方には最適ですね。
まとめ
京都の風情ある五山送り火は時間も限られており、貴重です。
人気のあるホテルですと、早い段階で当日の宿泊予約は埋まってしまうので、予約は早め早めにしないといけませんね。