突然の雷や大雨が降るゲリラ豪雨は本当に困りますよね。
予想がつかない上に、すごい量の激しい雨に、傘をさしていても洋服はびっしょりです。
ゲリラ豪雨はどんな時に発生しやすいのでしょうか。
また、普段からどのような備えをしておくことが必要なのでしょうか。
対策を知ることで自分の身を守りましょう。
ゲリラ豪雨はどうして起こるの?
ゲリラ豪雨は集中豪雨やスコールという表現とは少し違います。
都市部では建築物の密集・高層化に伴い、風速が弱まることで放射冷却の低下が起こります。
地表面はコンクリートなどの人工物で覆われているため、水の蒸発に伴う温度低下が生じにくく、大気が過熱され地表の熱が発散しにくいです。
それとともに、自動車やエアコン等からの人工排熱があり、都市の周辺だけ気温が上がるヒートアイランド現象が生じています。
ヒートアイランド現象などにより、今までにない極めて短時間に大きな積乱雲ができ、短時間に局所的に大量の雨を降らせる現象が頻発し始めました。
原因の雲ができる時間が極めて短時間であるため、予測が困難にて、今までのように観察して確実になってから予報を出すような体制では間に合わないのです。
集中豪雨では、数時間前に警戒・警報の発令が出せますが、ゲリラ豪雨は間に合いません。
篠竹という矢に使う細い竹がたくさん生えているように見える雨なので、篠突く雨とも呼ばれます。
ざんざんと激しく降るので、ざんざ降り(ざんざぶり)やザーザー降りなどともいわれることもあります。
ゲリラ豪雨の対策にオススメなアプリ紹介
天気に関しては天気予報をみて傘を持っていくかなどを決める方も多いと思います。
しかし、ゲリラ豪雨は予想するのが困難ですので、朝の天気予報ではあてになりません。
事前にわからないのであれば、傘や服装など悩みますよね。
事前に予想することが困難ならば、ゲリラ豪雨が起きている場所を知ること、自分のいる場所に雨雲が来るかどうかで判断するしかありません。
賢い人はいるもので、ゲリラ豪雨対策のアプリは今ではいくつもあります。
オススメはYahoo!の雨雲ズームレーダーです。
現在発生している雨雲の動きや、現在地周辺の雨の強さが5分ごとにわかりますし、6時間後までの雨雲の予想をみることができます。
晴れている空から雨が降ることはないので、怪しい雲行きになってきたら、雨雲レーダーで周辺の雨雲を確認します。
雨雲が接近するとPUSH通知でお知らせ設定することも可能です。
台風・地震・津波・花粉飛散予報まで見ることができるので、天気に関しては安心です。
さらに、避難情報や緊急地震速報、津波・ゲリラ豪雨などの災害情報や今後の予報・予測を緊急のお知らせがみれる防災速報のアプリもいれれば鬼に金棒です。
毎年、この2つのアプリのおかげで予測しにくいゲリラ豪雨を知ることができて助かっています。
ゲリラ豪雨に備えは何がいい?
自宅でできるゲリラ豪雨対策は何があると思いますか?
自宅でのゲリラ豪雨での心配な点というと浸水ではないでしょうか。
地面に対して玄関や窓は高い位置にあるので大丈夫かと思いますが、ベランダなどの排水溝がつまってしまうと室内に雨水が侵入してくる危険性があります。
普段から排水溝を掃除して落ち葉などをためないようにしましょう。
風で飛ばされそうなものは天気が悪くなってきた固定するか屋内へ移動させましょう。
避難が必要な状況になるかもしれませんので、地区の避難先の確認や非常用袋の準備もしておいたほうが無難です。
ハザードマップなどでご自身の住んでいる地域の環境を確認しておくことで、避難も安全にできます。
まとめ
突然発生するゲリラ豪雨には、普段からの備えと対策をしっかりしておくことで、冷静に判断できます。
自分の身は自分で守れるように今から備えておきましょう。
また、ゲリラ豪雨を直撃してびしょびしょになってしまったら、早く着替えて暖かいお風呂に入るなど風邪をひかないようにしてくださいね。