夏にある飲み会といえば暑気払いですね。
忘年会は知っていましたが、暑気払いを知らなかったので、初めて聞いたときは何かと思いました。
暑さを乗り越えるために何をするんだろうとドキドキしましたが、忘年会の夏バージョンと聞いて安心しました。
せっかくなので暑気払いを楽しみましょう。
暑気払いの意味は?何のためにあるの?
暑気払いは何のためにあるのでしょう。
文字からは暑さを払うようなことはイメージできますよね。
そもそもは暑い夏に冷たい食べ物や体を冷やす効果のある食品や漢方、薬などで、体に溜まった熱気を取り除こうとする意味があります。
しかし、ただ単に冷たく冷えた清涼飲料水やビールを飲んで涼しくなろうとするものではなく、体を冷やす効果のあるものを摂ることをオススメしています。
体を冷やす食べ物としては、野菜ではトマト、レタス、キャベツ、ナス、きゅうりなどの夏野菜です。
果物では梨、スイカ、柿、バナナ、オレンジ、リンゴなど、その他にもこんにゃくや豆腐、昆布やあさり、しじみなどがあります。
体を冷やしやすい野菜は夏が旬で、土の上にできる野菜、白や青、緑色の葉物野菜が多いです。
反対に体を暖める野菜は冬が旬で、土の中にできる野菜で、黒や赤、オレンジ色の野菜が多いですので、野菜売り場でどれが体を温めるのに効果的か考えるのも楽しいですね。
現代では暑気払いは、夏場の暑さやストレスを発散する名目としての宴会や飲み会をさすことも多くなってきたようです。
時代とともに名称は同じでも内容は少しずつ変わっていくことが多いですね。
暑気払いの時期は?いつ頃?
暑気払いの時期に決まりは特にありません。
暑さを払うので、暑い時期ならいつでも構わないのですが、暑中といわれる梅雨明けから8月上旬位が一般的な暑気払いのシーズンといえるようです。
日程を決める上で候補として挙がりやすいのは8月の最初の週末です。
翌週はお盆に入るので連休の方が多く、1週目が一番落ち着いて集まりやすいですね。
場所は私の職場は料亭やホテルで行いましたが、ビアガーデンやレストランで行う場合が多いようです。
出席人数や雰囲気にあわせて場所を決めましょう。
暑気払いでの乾杯の挨拶はどうしたらよい?
乾杯の挨拶を頼まれると緊張しますよね。
いったい何を話したらいいのだろうと不安になっていることと思います。
シンプルに手短に乾杯の音頭をとったほうが、早く飲みたい人なども多いのでよいでしょう。
例をあげると
・乾杯の挨拶を賜りましたが、私が長々とあいさつをすると暑さも増しますのでさっそく乾杯しましょう。かんぱい♪
・会社のますますの発展と暑い夏をのりこえられるよう皆の健康を記念して~かんばい♪
・本日のお疲れ様でした。美味しいビールなどでも飲んで、暑さやストレスを吹き飛ばしましょう。かんぱい♪
・僭越ながら乾杯の音頭を取らせていただきます○○です。さっそく乾杯にいきたいと思います。グラスの用意はよろしいでしょうか?それでは乾杯♪
開会の挨拶以上に長くなるのはご法度ですので、軽く自己紹介をした後にすぐに乾杯にもちこみましょう。
新年会や忘年会の挨拶に比べるとより砕けた雰囲気でよいといわれていますので、人数や雰囲気に合わせて変えていきましょう。
まとめ
真夏のビールは美味しいですよね。
職場の仲間とワイワイ飲んで話して楽しんで、暑さで弱った心と体にエネルギーを補充して、元気に夏を乗り切りましょう。
私の職場は忘年会は毎年あるのですが、暑気払いは開催しないこともあるので、今年はあることに期待して仕事を頑張ります。