年始には年賀状を書く習慣がありますが、暑中お見舞いはあまり機会がないものです。
私も今まで必要性を感じなかったので、書いたことがありませんでした。
いつ頃、誰にあてて書くものでしょうか。
暑中お見舞いについてまとめてみました。
暑中お見舞いの時期は?
暑中お見舞いを出すのは、いつ頃がいいのでしょうか。
暑い夏の盛りにやりとりするイメージはあるのですが、実際に書くとなるといつがいいのかまでは知りませんでした。
暑中お見舞いは暦の上で夏の間の「暑中」にだします。
「暑中」は「小暑」よりあと、「大暑」の前後で、「立秋」の前日までです。
今年2017年の小暑は7月7日、大暑は7月23日、立秋は8月7日です。
一般的には梅雨明けから立秋の前日と考える方が多いので、梅雨明けから8月7日頃までがいいでしょう。
立秋を過ぎたら「残暑」になるので、「残暑見舞い」となります。
暑中お見舞いは誰に出すもの?
暑中お見舞いとは、そもそも誰に出すのでしょうか。
一般的には、日頃なかなか会えない知人や友人、お世話になっている人や取引先、お客様など、近況を報告する季節の挨拶状です。
年賀状でやりとりはしていても、会えずに毎年「今年は会いたいね」とやりとりをしているのを思い出しました。
「会いたいね~」じゃなくて、「いつ会おうか」と行動を起こさないと、ずっと「会いたいね」のままになってしまうんですよね。
大人になると予定を合わせるのが難しかったりで、来月の予定が出たら…と後回しにしていると会えないものです。
それで忘れてしまって年賀状を書きながら思い出します。
暑中お見舞いは、もともと書く習慣がなかったので書いたことがなかったのですが、名称だけは知っていました。
結婚・出産・転居の報告をするのにもちょどいい機会になりますね。
企業でしたら、夏のおすすめやセールの案内を兼ねてはがきを出すのもよいかもしれません。
年賀状ほど一般的ではないのですが、もらって嫌な思いをすることはないと思いますので、最近連絡を取ってない人で気になる方がいらっしゃるようでしたら、かいてみましょう。
年賀状でお互いに「会いたいね~」といってそれっきりだったら、暑中お見舞いでまた連絡をとりたいですね。
暑中お見舞いのはがきは?
暑中お見舞いはどのように書けばいいのでしょうか。
一番簡単なのは、デザインが決まっているはがきの印刷を頼むことです。
年賀状同様、テンプレートがいろいろあり、自分の好みや送り先に合わせて選ぶことができます。
文章もすでに記入されているものがほとんどです。
かっちりとした企業向けの正統派から、写真を入れるタイプ、可愛くポップなイラストが描かれたオシャレなはがきなどみていて楽しくなります。
はがき代に加え、印刷代がかかるのがネックですよね。
費用を抑えたい場合は自分ではがきを購入して書いたり、プリントしたりするのが一番ですね。
くじ付きの暑中見舞い用はがきも販売されているので、そちらを利用するのもいいですね。
メールではなくはがきを利用して、できれば直筆のメッセージが添えてあるとうれしいですよね。
印刷されたものだけだと、無機質なかんじがしますよね。
私自身、字がうまくないのであまり手書きはしたくないのですが、手紙は手書きが一番思いが伝わるので、年賀状では必ず一言添えてだします。
まとめ
日本で伝わる昔からの慣習はいろいろな意味があって面白いですよね。
年賀状だけでなく、暑中お見舞いや残暑お見舞いなど季節に応じて相手を気遣い挨拶をする習慣は大切にしていきたいものです。
また、きっかけがあることで自然と交流が増えていき、学びもあると思います。
ぜひ、新たな習慣の1つとして加えていきたいですね。